日別アーカイブ: 2011年10月7日

「ほんとの野菜は緑が薄い」を読んで

前々から興味があった自然栽培の本「ほんとの野菜は緑が薄い」を読み終わりました。自然農法の第一人者、福岡正信さんの「わら一本の革命」は数年前に読んで、非常に感銘を受けたのですが、その自然農法と自然栽培は少し違うみたいでしたので、今回読んでみることにしました。

自然農法の方法は「不耕起」「無肥料」「無農薬」「無除草」ですが、

自然栽培の方法は「「無肥料」「無農薬」ですが、土を積極的に耕して除草もする点が、自然農法とは大きな違いということでした。

この本を読んで思ったことは、現代の肥料を使った栽培方法を人間に例えてみると、

人間が栄養価の高い食べ物(化学肥料または有機肥料)ばかりを毎日毎日、満腹状態で食べていると、ブクブクと体は肥満状態(大きく肥えた野菜)なり、肥満状態が続くと体を壊して病気になり(病原菌、虫による食害)、病気を治すために病院での薬(農薬)が必要になる。

こういうことなのかなと。なるほどな、面白いなと思いました。

つまり、人間も普通に質素な生き方(肥料のあまりいらない生き方)をしていれば、現代病などのような病気にはあまりならないわけであって、質素に生きているからといって長生きできなかったり、子供ができなかったりする訳ではないわけで、これは、野山などで自然に育っている果実や山菜などが、肥料も農薬もやっていないのに、ものすごく虫に食害されるわけでもなく、肥料をやっていないからといって美味しくないわけでもないことと同じなのかなと。

非常に考えさせられるとても勉強になる一冊でした。

ただ、少しだけ気になったのは、作者の河名さんは自然栽培の食べ物を中心に食べ、三十年くらい薬も飲んだことが無く元気だと本の中で書いていらっしゃるのですが、本の表紙に写っている顔があまり顔色がよく無いように見えるのは私だけでしょうか。(笑)

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